ひとりでいいもん。男より映画!と決めたもん。

映画観てる方が楽しいもん。癒やされるもん。年間映画400以上!映画依存症の私が独断と偏見と妄想により外れなし映画をご紹介します!

快楽以上の喜び。『セッションズ』

『セッションズ(2012)』 原題 The Sessions 大江健三郎は小難しい隠喩でセックスは滑稽で醜いと語るし、 射精って言葉が何回出て来るんだよ!と突っ込みたくなる村上春樹もいる。 男の性は厄介だ欲望が男を卑しくするんじゃないの?というアービングに…

【注意】すみません!私の鬱憤がちょいちょい爆発してますがお許しください。 「マダム・イン・ニューヨーク」

男性が料理すればアートで、 女性が料理するのは家事で義務でしょ? 『マダム・イン・ニューヨーク(2012)』 原題 English Vinglish 英語が苦手なインド人主婦 シャシ(シュリ・デヴィ)は、家庭でも夫や娘にその事を揶揄されて笑われていた。 姪の結婚式で…

今までで最も醜悪なシャーリーズ・セロン『ヤング≒アダルト』

『ヤング≒アダルト(2011)』原題 Young Adult ゴミが散乱した部屋、マスカラと口紅はどのくらい前からこびりついているのだろう?くすんだ肌、ひび割れそうな唇、悲鳴を上げながらヌーブラを引き剥がし、うるさい小型犬(ドルチェ)をベランダに追い出…

マペットに必死感。微笑ましいです!「ゾンビーバー」

ホラー映画にも色んなジャンルがありますよね。 ・スラッシャー ・ゴア ・心霊 ・ゾンビ ・生物パニック ・サイコスリラー ・モンスター ・オカルト 本作で新たなジャンルができました。 "ラブリー・パニック"「ゾンビーバー(2014)」 原題Zombeavers …

意味は自分で考えろ!by熊徹「バケモノの子」

ジブリ制作部門解散により腕の良い作画描きさんが野に放たれたので、その生存確認をしてきました。 あのー、ちょいちょい上から目線になってます。 すみません! 『バケモノの子(2015)』 あの頃の、説教臭くなる前の、何かよからぬ使命を背負う前の、…

評価の低い本作を全力で擁護させていただきます!映画「サイン」

不思議な体験をしました。まずは、そのお話から始めたいと思います。 ちょっと長くなりますが、お付き合いくださいませ。 ● 20歳頃、読んだ本に書いてありました。ヒモが女性を殴る時、顎を軽く擦る程度にパンチする。顔に傷がつくと、彼女達の商売に影響…

頸椎捻挫になる可能性あり。映画「プロメテウス」

「プロメテウス(2012)」 原題 Prometheus (あらすじ) 古代遺跡から発見された壁画を解明すると、未知の惑星の存在が分かった。しかもその壁画は、人類を作り出した創造主(エンジニア)によって描かれていると判明。ショウ博士(ノウミ・ラパス)な…

やっぱりスパイ物は冷戦下がしっくりくる。「コードネーム U.N.C.L.E.(2015)」

『コードネーム U.N.C.L.E.(2015)』 原題 The Man from U.N.C.L.E 60年代のTVドラマ「0011ナポレオン・ソロ(The Man from U.N.C.L.E)」のリメイクのようですが、オリジナルは未見です。 "MI"と"007""ボーンシリーズ"のスパイ比較を、ち…

珍作の2作をご紹介します。「その男ヴァン・ダム」&「 最後の1本 ~ペニス博物館の珍コレクション」

傑作、秀作、佳作、名作、映画って色んな言い方があると思います。 このどれにも当たらないような作品が希にあると、私は取り敢えず"珍作棚"に置くことにしてるんです。 本日は、最近その棚に置いた"ドキュメンタリー(?)作品2作"をご紹介したいと思いま…

スタローン!恭さまをエクスペンダブルズ4(もしくは5)にキャスティングして!

スタローン! なんとかお願いいたします。 エクスペンダブルズ4に恭さまをキャスティングして! 先日、観て参りました。 現在劇場公開中ですが、もうネタバレもへったくれもないっしょ?と思うので、全力で語りたいと思います。 宜しくお願い致します。 ご…

プロモーションのミスリードで評価の低い本作を全力で擁護します「マルガリータで乾杯を!」

母と娘の感動秘話的なプロモーションのミスリードで評価を下げてることと、障がい者は謙虚に控えめに生きるべきだとでもいうような、自由奔放な(そう見えるだけ)主人公ライラに対する偏見と差別の入り交じった感想がネット上に散見され、公開当初は評価が…

邦題のミスリードで評価の低い本作を全力で擁護させて頂きます!「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」

邦題やプロモーションのミスリードが、映画の評価を著しく下げることが多々あって、本当に悲しくなります。 本作のように、切実なテーマがある映画は特に。 今までで一番むかついたキャッチが、『シェイム/SHAME』の"愛なら毎晩ティッシュにくるんで捨ててい…

惚れる男「杉原千畝」

現在劇場公開中ですが、歴史上の人物だからネタバレもないっしょ?と思います。 やや、がっつり目に書きます。宜しくお願いいたします。 数年前に、"歴史上の「惚れてまう男」を描いた書籍を10作品紹介する"という仕事を受けました。 その中で、杉原千畝氏…

恋愛の正解はむずかしい。「惑星ミズサ」

田舎町。ミステリーサークルが現れる。のほほーんな雰囲気と、なんだか若干の不穏さ。閉塞感と、お洒落感。不思議なムード。 提灯屋の息子のヨシスケ(藤岡英樹)は、ふらっと入った風俗店で、ミズサ(佐津川愛美)という風俗嬢と出会います。 ミズサは関西…

無条件に愛してしまう映画「エージェント・ウルトラ」

無条件に愛してしまう映画がたまにあります。 本作がそれです! CIAが実際に行っていた洗脳プログラム「MKウルトラ計画」をテーマにしてるみたいですよ。 コンビニ定員でオタク臭満載のマイク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、完璧な彼女だと思っている…

ストーリー★1 亀★5 スタローン★10 「クリード  チャンプを継ぐ男 」

皆さん、絶賛なんですよねー。"現在上映中の作品は甘口で"を信条(CREED)"としている者としては、ちょっと心の葛藤がありました。もちろんですね、スタローンとか、シュワちゃんの映画は、昔お世話になった恩師とか、叔父さんに会いに行くような気持ち…